ホテルオークラ東京・本館 2015

architecture

残念ながら建て替えが決まったホテルオークラ東京・本館。1962年に建てられた日本の近代建築を代表する名建築でしたが2015年8月31日に閉館し取壊されることになります。
解体前にロビーとバーに行った時の写真を今更ながらに振り返ります。

虎ノ門駅からてくてく歩いて坂を登る途中。こちらは裏動線、サービスヤード側。
151208_02

正面エントランス側。ライトアップされた壁の文様やバルコニーが美しい。外観の設計は小坂秀雄。
151208_01

エントランスホール。奥のロビーへと自然につながります。
151208_04

広々としたロビー。設計は谷口吉郎。吹き抜けの空間を「オークラ・ランターン」と呼ばれる照明器具が照らしています。
151208_03

テーブルとソファ。梅の花をモチーフにデザインされています。
151208_06

2月下旬だったので雛壇がしつらえてありました。大倉家ゆかりの雛人形です。
151208_09

中2階からロビーを見る。本当にテーブルとソファがが梅の花のようです。和風のモチーフが随所にありながらも全体としてモダンにまとまっています。
151208_05

大きな吹き抜けの空間で目を引く「オークラ・ランターン」。中2階からは近くで見ることができます。繊細で美しいかたち。
151208_12

中2階のテーブルとソファ。天井高の低い落ち着いた空間です。
151208_07

障子に映る竹の影。これは外国人受けしそうです。
151208_08

オーキッドバーへ。こちらも設計は谷口吉郎。インテリアにはオーキッド=蘭のモチーフの装飾が施されています。
151208_11

世界で一番旨いと言われるマティーニ。ほぼ下戸ですがお酒を楽しむ空間を味わうためお酒を飲んでみました。マティーニは初めて飲んだので世界で一番旨いかはわかりません。
151208_10

ロビーをパノラマ撮影。もうこの光景が見られないのは本当に惜しいです。
151208_13

(写真の無断転載はお断りしております)

日本のモダニズム建築に興味があるならこちらをチェック

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました