現在auで利用中のiPhone6からiPhone7(またはiPhone7 plus)へMNP(番号ポータビリティ)乗り換えも含めて料金比較をしてみました。
auの機種変更のタイミング。乗り換えるなら更新月にMNP転出したいところ。
毎月割の適用期間の落とし穴。docomoもSoftBankも同様のトラップあり。
わたしの場合はauで機種変更することにしてもMNPで乗り換えるにしても10月がよいです。
iPhone7、iPhone7 plusの端末料金比較
auで機種変更、docomoにMNP、SoftBankにMNP、apple storeでSIMフリー機購入の4パターンで料金(税込)を比較してみます。
機種 | au | docomo | SoftBank | apple store |
---|---|---|---|---|
iPhone7 32MB | 79,200円 | 82,296円 | 88,080円 | 78,624円 |
iPhone7 128MB | 90,720円 | 93,960円 | 99,840円 | 90,504円 |
iPhone7 256MB | 102,600円 | 105,624円 | 111,840円 | 102,384円 |
iPhone7+ 32MB | 92,880円 | 96,552円 | 99,840円 | 92,664円 |
iPhone7+ 128MB | 104,760円 | 108,216円 | 114,000円 | 104,544円 |
iPhone7+ 256MB | 116,640円 | 119,880円 | 126,000円 | 116,424円 |
各社ばらばらの価格設定です。純粋な端末料金であればapple storeが一番安くなっています。
auの毎月割、docomoの月々サポート、SoftBankの月月割を含めると比較がしにくくなるので、そちらは月々の通話料金に加算して比較します。
iPhone7、iPhone7 plusの通信料金比較
通信料金24ヶ月合計(税込)の比較をしてみます。
格安SIMは割と評判の良いmineo(マイネオ)で検討しました。
docomoの一番安いデータプランが5GBのため5GBで比較しています。
au | docomo | SoftBank | mineo | |
---|---|---|---|---|
auへの転出手数料 (MNPの場合) | 0 | 3,240円 | 3,240円 | 3,240円 |
事務手数料 | 3,240円 | 3,240円 | 3,240円 | 3,240円 |
通話 5分/回まで (mineoは30分/月まで) | 44,064円 (1,836円 ×24ヶ月) | 44,064円 (1,836円 ×24ヶ月) | 44,064円 (1,836円 ×24ヶ月) | 21,768円 (907円 ×24ヶ月) |
データ定額 5G | 129,600円 (5,400円 ×24ヶ月) | 129,600円 (5,400円 ×24ヶ月) | 129,600円 (5,400円 ×24ヶ月) | 59,088円 (2,462円 ×24ヶ月) |
インターネット利用料 | 7,776円 (324円 ×24ヶ月) | 7,776円 (324円 ×24ヶ月) | 7,776円 (324円 ×24ヶ月) | 0 |
月々割引 (iphone7 128GBの場合) | -56,235円 (-2,445円 ×23ヶ月) | -53,406円 (-2,322円 ×23ヶ月) | -74,290円 (-3,230円 ×23ヶ月) | 0 |
チェンジ割 | 0 | -10,200円 (-850円 ×12ヶ月) | 0 | 0 |
合計 | 128,445円 | 124,314円 | 113,630円 | 87,336円 |
iPhone7とiPhone7 plusで月々割引(auの毎月割、docomoの月々サポート、SoftBankの月月割)が僅かに違ってくるのですが、ここではiPhone7 128GBでの料金としています。
月々割引(auの毎月割、docomoの月々サポート、SoftBankの月月割)は3大キャリアともに機種変更月は適用されないため23ヶ月分としています。
mineoのAプランはiPhone7でテザリングができないためDプランの料金にしています。
24ヶ月の通信料金の合計ではmineoが一番安くなっています。
auは3GBのプランが、mineoは500MB・1GB・3GBのプランがあるのでauまたはmineoなら更に安い通信料金にすることもできます。
auの1GBとSoftBankの1GBのプランは月々割引適用外なので機種変更時にはお得にならないのです。
端末料金+通信料金の比較
上記の端末料金と通信料金を合算してみます。
au | docomo | SoftBank | apple store + mineo | |
---|---|---|---|---|
端末料金 (iPhone7 128GB) | 90,720円 | 93,960円 | 99,840円 | 90,504円 |
通話料金 | 128,445円 | 124,314円 | 113,630円 | 87,336円 |
合計 | 219,165円 | 218,274円 | 213,470円 | 177,840円 |
apple store で端末購入してmineoと契約するのが一番安いのです。
mineoにMNPすればauで機種変更するよりも41,325円も安くなります。
しかし端末料金と通信料金以外にも考慮する点ががあるので悩むところです。
その他の考慮すべき点
2年縛り
3大キャリアの2年縛りにうんざりしている方も多いのではないでしょうか。できることなら2年縛りから抜け出したいものです。
格安SIMもキャリアによって違うのですが、2年よりは短いところが多いようです。
例えばmineoは契約翌月から12ヶ月以内にMNP転出する場合は転出手数料12,420円(税込)、13ヶ月以降は2,160円(税込)となっています。
auスマートバリュー
スマートバリューはauの携帯電話と合わせて指定の固定通信に契約している場合に適用される割引です。wifiルーターとの組み合わせ割引スマートバリューmineもあります。
データ定額5で契約している場合最大2年間にわたり毎月1,410円の割引、24ヶ月合計で33,840円の割引になります。これは大きいです。
auのサイトで指定の固定通信や割引金額を確認してみてください。
www.au.kddi.com/mobile/charge/usage-fee-discount/smartvalue/
docomo にも光通信加入と合わせた割引があります。
クーポンやポイント
auから郵送されてきたクーポンや溜まっているポイントがあればそちらも合わせて考えます。
J:COMやじぶん銀行からもauの機種変更クーポンがもらえることもあります。
クーポンは使用条件が細かく規定されている場合が多いのでよく読んで確認します。
現在使用している端末の下取り
下取り価格を比較してみます。
機種 | au | docomo | SoftBank |
---|---|---|---|
iPhone6s+ | 35,600円 | 30,000円 | 26,400円 |
iPhone6s | 32,400円 | 27,000円 | 24,000円 |
iPhone6+ | 27,000円 | 25,000円 | 21,600円 |
iPhone6 | 24,840円 | 22,000円 | 21,600円 |
iPhone5s | 22,680円 | 22,000円 | 21,600円 |
iPhone5c | 11,880円 | 6,000円 | 7,200円 |
3大キャリアは下取りサービスがありますが格安SIMキャリアには下取りサービスがありません。
ヤフオクや買取ショップで売ることになります。美品は高く売れますが金属面の些細な傷でもヤフオクや買取ショップでは安くなってしまいがちです。
3大キャリアの下取りは些細な傷は関係なく決まった価格で安心です。中でもauはキャリアの中では下取り価格が高く郵送でも下取り手続きができるので手間が少なくて済みます。
⑤キャリア固有のサービス
3大キャリアにはそれぞれ売りにしているサービスがあります。格安SIMにはない魅力的なサービスを提供していることもあります。
例えばアメリカ本土やハワイに行くことが多ければSoftBankのアメリカ放題が便利です。
格安SIMに移る気満々だったのですが、スマートバリューが適用できるしiPhone6には少し傷が付いてしまっているので今回はauで機種変更にしようかなと思っています。
スマートバリューの適用がなくて使用中の携帯が美品(または逆に古いので下取り価格は気にしない)方は格安SIMに移る方が良いのではないでしょうか。
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iPhoneを機種変更する前にやっておくことのリストです。