京都の庭 源光庵

architecture

usEnglish Page Available→ Gardens in Kyoto – Genko-an Temple

2014年の9月末に京都の源光庵に行ったときの写真です。
京都の11月は混むため早秋にお庭巡りをすることにしました。

事前にJR東海CM「そうだ 京都、行こう」シリーズの2014年秋は源光庵だという噂を聞いていたため、CM放送が始まる前に源光庵へ行くことにしました。

JR東海「そうだ 京都、行こう」の2014年 源光庵の映像。11月20日あたりがこの映像のような紅葉になると思われます。

源光庵は貞和2年(1346年)に大徳寺の徹翁国師によって創建された寺院。
「復古禅林」の額が掛けられた山門の内側には広々とした前庭が見えます。
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源光庵は本堂の「迷いの窓」と「悟りの窓」越しの美しい庭園が見所です。
本堂は1694年の建立。四角い「迷いの窓」は人間の生涯の迷いを4つの角で象徴しているのだそうです。
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そして丸い「悟りの窓」は「禅と円通」の心を表しているとのこと。この窓の前に座ると全く信心のないわたしでさえもなんだか大きな宇宙に対面しているような気分になります。
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開放感のある本堂でゆっくり静かなときを過ごすには、紅葉シーズンを避けた早朝がお勧めです。
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中庭に面した縁側も居心地の良い場所。
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廊下の天井は「血天井」と呼ばれいて有名なのですが、なんだか怖くて写真を撮っていない小心者です。慶長5年(1600年)に伏見城が落城した時の自刃した武将の血の付いた床板を天井に移築したそうです。床板だった部材なので血の色の足跡がしっかり残っています。お寺につかわれることで武将たちの供養になっているのでしょうか。どうか安らかに成仏していただきたいと願います。
(写真の無断転載はお断りしております)

名称源光庵(げんこうあん)
所在地京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
WEBなし
TEL075-492-1858
拝観時間9:00〜17:00
拝観料400円(11月は500円)
アクセス(京都駅前より直通の市バスはなし)
地下鉄北大路駅より市バス「北1号」系統玄琢行き「鷹峯源光庵前」下車
四条大宮より市バス「6号」系統玄琢行き「鷹峯源光庵前」下車
駐車場無料の駐車場あり(11月は利用不可)

JR東海CM「そうだ京都、行こう。」のポスター写真がまとめて掲載された本。美麗写真がずらり

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