前回のお話はこちら
佐賀県立美術館のポーラ美術館コレクション展、午後から山田五郎さんの公演もあることだし、開館と同時に展示を見ておこうと9:30に到着。
だけどロビーに入ってみると、なんだか様子が違う。
「殺気」
えっ?? 怖いから。もう、怖いから!!
間違えて怖いところに来てしまった? ルノワールはどこ?モネはどこ?
と恐怖に固まりながらも受付の方に訊ねると、
「ポーラ美術館コレクション展は隣の美術館です。そちらの廊下からどうぞ」
とのこと。
市バスでたどり着いたので、バス停に近い側にある博物館のエントランスから入っていたらしい。
びっくりしたー 白昼突然通り魔に遭遇したくらいにびっくりしたー
これ、ルノワール見に来た人にとっては、精神的に通り魔に遭遇するくらいの衝撃では?
ていうか、これ誰が書いたん?
・・・長渕剛 詩画展「殺気」
ナガブチツヨシ!!!
中の展示を見ていないので「殺気」と書いた理由はわからないですが、強い気迫は十分すぎる程に伝わってきたので、それを狙っていたのなら成功しているのでしょう。
でも興味よりも恐怖の方が大きくて、ロビーの書だけでもうおなかいっぱい…。
ロビーは撮影可だったので怖がりながらも写真を撮らせていただきました。
入場料は1800円とお高めです。(わたしは入場してない)
知らなかったのですが、長渕剛 詩画展「殺意」は東京を皮切りに全国巡回中だそうです。
和歌山の展示会場のオフィシャルサイトには
「会場付近での演奏行為は、付近の住民の皆様方の迷惑になりますので、ご遠慮ください。」
とわざわざ注意書きがしてありました。熱心なファンが弾き語りしちゃったりするのかな。
でも、もし「ジョン・スクワイア個展」があってて近くでローゼズ歌ってる人がいたらわたしも歌ってしまいそうだから、気持ちはわかななくもないかな…
帰り際に博物館のエントランスをよく見てみたら、ポスター貼ってあって、それも怖い。
入るときは急いでいたし、右寄りの方たちが集会のポスター勝手に貼ったのかくらいに思ってちゃんと見てなかったです。まあ、入るときに気づけよって話ですけど。
普段見ることが無いものを目撃できただけでもよかったです。
ルノワールのとなりに「殺気」。佐賀の奥深さを垣間みた気がします。
長渕さんさすがです。
帰りに寄ったおすすめカフェ「03coffee」の記事はこちら。