昨年3日間だけ立ち寄ったパリ。
その前に行ったときに観光名所と呼ばれる所ははだいたい見ていたので、のんびり美術館とオペラでも…と思っていたら全然時間が足りない!いや、いくら時間があっても足りない!
というわけで、今年も行くことにしました、パリ。1週間の美術館巡り。
行くまでにガイドブックを読んでみたり。旅は準備するのも愉しいです。
ララチッタ・パリ
昨年購入したガイドブックは「ララチッタ・パリ 」
副題の「大人カワイイ女子旅案内」というのが恥ずかしく、表紙も派手で一瞬購入を躊躇しましたが、最寄りの書店に置いてあったガイドブックの中で一番読みやすかったのです。
内容は女性向きなので、男性だと買うのをためらわれるかもしれませんが、紙面のデサインがとても良くできていて、派手な表紙の割には中身がガーリーすぎず派手すぎず写真も綺麗で全体的に品よくまとまっていてとても好感が持てます。
地図が取り外せるのも嬉しいです。ガイドブックにはいつもカバーをつけるので実際使ってみると派手な表紙も気にならなくなりました。
普段は紙の地図は持ち歩かず、iPhoneのGoogle Mapに頼っていますが、海外でスマートフォンに頼りっきりというのはリスクが大きいのです。まず電池の消耗、それから電波の問題、そして気をつけたいのが街中のスリやひったくり!特にパリは治安が悪いです。
ネットを使った調べ物はホテルやカフェで落ちついてやっておいて、地図に印を付けたりメモしたりしておきます。
ペンブックス パリ美術館マップ
でも普通のガイドブックだけでは美術館巡りには情報不足なのです。ネットでいろいろ調べるにしても、やっぱり本として1冊にまとまってる方が便利です。もっと美術館に特化したガイドブックはないかしら?と探してこれを見つけました。
22件の美術館をざっと紹介してあります。(ただしルーブルはそれだけで1冊になっているので入っていません)
紹介記事はもともと雑誌PENの別冊付録だったようで、軽く楽しく読めます。読みやすいけれど、美術について突っ込んだ内容ではないので物足りなく感じる方も多いかもしれません。パリの幾多もある美術館の概要をこの本で押さえて、気になる美術館はまた個別に情報や資料を集めるのがよいのではないでしょうか。
地図にはパリの美術館がプロットされていて(こんなにたくさんあるの!と驚きますよ)とても役立ちそうなのですが、取り外しができないのでコピーして携帯しようと思います。
ペンブックス ルーヴル美術館へ
ペンブックスのルーブル美術館本。ルーブル美術館がメインの方は読んでおくといいと思います。とても一日では回りきれないルーブル美術館ですが、どのような作品がどの場所にあるか前もってチェックしておくと要領よく見て回ることができるのではないでしょうか。
ルーブル美術館とオルセー美術館は学生のときに買った好きな本があるのですが、どうやら絶版のようです。残念。
「絵画の見方 ルーブル美術館」アネッテ・ロビンソン著(福武書店)
「絵画の見方 オルセー美術館」ヴァニーナ・コスタ著(福武書店)
この2冊は良い本なので、古本屋で見つけたら是非手に取ってみてください。
では、準備しっかりして、愉しいご旅行を!
DVDで予習も捗ります。
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