ロンドン アーケードめぐり

architecture

usEnglish Page Available→London – Beautiful Arcades

イギリス、ロンドンの街歩き。アーケードの写真を撮りながら巡ってきました。
(写真の無断転載はお断りしております)

レドンホール・マーケット(Leadenhall Market)

シティにあるレドンホール・マーケットは14世紀に始まったとされる古くからある市場です。現在の建物は1881年に建設されたものです。1990年の大規模な改修工事で美しい状態に復元されました。
ハリー・ポッターの「ダイアゴン横丁」のロケ地としても有名です。

ロイズ・オブ・ロンドン(Lloyd’s of London)側の入り口。右手前に見切れているメタリックな階段がロイズ・オブ・ロンドンです。
151214_02

こちらはロイズ・オブ・ロンドン。リチャード・ロジャース設計、1986年竣工。
151214_14

レドンホール・マーケット側からロイズ・オブ・ロンドンを眺める。19世紀の市場とハイテックな銀行が隣り合って現存しているのが面白いです。
151514_04

レドンホール・マーケットは世界有数の金融街・シティのど真ん中にあるのに小さな食料品の商店が並んでいるのです。アーケードはまっすぐ一直線ではなく細い通りに枝分かれしているのも路地裏に迷い込んだみたいな魅力です。ハリー・ポッターの「ダイアゴン横丁」のロケ地になるのも納得ですね。
パブもあって、夕方になるとシティで仕事を終えたビジネスマンたちが集まってきます。
151214_01

美しい天蓋。トップライトから柔らかい光が射します。市場というのに建物のディテールは装飾的です。
151514_03

ロイヤル・オペラ・アーケード(Royal Opera Arcade)

トラファルガー・スクエアからピカデリー方面に歩いていくとハー・マジェスティー・シアター(旧・オペラハウス)の隣に細長いロイヤル・オペラ・アーケードがあります。
バッキンガム宮殿の設計者ジョン・ナッシュによる設計、1818年竣工のロンドンで一番古いアーケード。道幅が狭いので急いでいると見落としてしまいそうです。

白と濃紺の壁とヴォールトの天井の曲線が上品です。Pall Mall側の入口はギャラリー、カフェやお花屋さんが片側に並んでいます。
151514_05

小さな丸いトップライトが奥まで並んでいます。Pall MallからChearls Ⅱ streetまで80m続きます。
151514_06

ピカデリー・アーケード(Piccadilly Arcade)

ピカデリー・アーケードはFortnum & Masonの2軒先、1909年竣工、Thrale Jellの設計です。
ピカデリーのショッピングエリアにあるので行ったことのある人も多いのではないでしょうか。
151514_09

高級店が店を連ねます。丸みのあるショーウィンドーが可愛い。紳士服のお店が多いですね。
151514_08

ドーム状のトップライト。円のモチーフのデコレーションが繊細で素敵。
151514_07

バーリントン・アーケード(Burlington Arcade)

ピカデリー・アーケードのピカデリーを挟んで反対側にはバーリントン・アーケードがあります。ロイヤル・オペラ・アーケードの1年後、1819年に竣工しました。
バーリントン・ハウスの所有者ジョージ・キャベンディッシュ卿が屋敷の隣に建てたアーケードです。設計はサミュエル・ウェア。

王室御用達の高級店が並びます。格式高くレッドカーペッドが敷いてありますね。
151514_11

大きなトップライトからは自然光が射して明るい雰囲気。
151514_10

ザ・ロイヤル・アーケード(The Royal Arcade)

The Royal ArcadeはOld Bond StreetからAlbemarle Streetまで50mほどのアーケードです。1879年竣工。当初は”The Arcade”と呼ばれていましたがヴィクトリア女王がパトロンになったことにより”The Royal Arcade”という名前になったそうです。
第二次世界大戦中の爆撃で一部破壊されたりもしたようですが、修復され美しく保存されています。
151514_12

2階部分の朱色の列柱が華やか!
151514_13

(写真の無断転載はお断りしております)

何度でも行きたいロンドン。

こちらも参考にどうぞ!海外旅行の持ち物リストです。

バルセロナ、パリ #3 持ち物リスト(機内手荷物編)
海外旅行の持ち物リストの機内手荷物編です。これさえチェックしておけば忘れ物なしです。
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました